2008年 01月 28日
ネゴシエーションの講義再開 |
バーキ先生による、ロースクールでのネゴシエーションの講義が始まった。今日は第1回目で、先生曰く「典型的な、第1回目の講義だよ」ということだった。この講義は、JAIMSの第1回目の講義と同じで、私はその回を見逃していたので、これを聞けばJAIMSでの講義を全部カバーしたことになるので、これ幸いと受講することにした。
はじめにいくつかの手品とOptical Illusionを披露して、見方を変えてみることの重要性を説く。この部分は非常に重要で何度も繰り返されるし、先生もしゃべり慣れている感じで、非常にスムーズに進んでいく。後半は、早速ネゴシエーションを実践させ、その後、同じテーマのネゴシエーションをしている様子をビデオで紹介し、両者のスタイルの違いに注目していく。
講義の第1回目からネゴシエーションを実践させ、学生も興味深く取り組んでいたのが印象に残った。日本で、この種の、実践型の講義をやると、ネゴシエーション、特に見知らぬ人とのネゴシエーションに慣れていない学生は、引っ込み思案になりがちであるが、こちらでは「ケースの分析ばかりの講義よりも、こっちの方が楽しい」という印象のようだ。
もっとも、こういった好印象が帰ってくるのも、バーキ先生の講義がかなり完成されたものであるからで、単にシナリオを使ったネゴシエーションの実践だけだと、それで何を勉強したのかがよくわからなくなる可能性が高い。この辺りは、通常の講義の、解説部分と具体例による説明の関係に似ていて、いろいろと勉強になった。次週は、グループ・ネゴシエーションの予定。
はじめにいくつかの手品とOptical Illusionを披露して、見方を変えてみることの重要性を説く。この部分は非常に重要で何度も繰り返されるし、先生もしゃべり慣れている感じで、非常にスムーズに進んでいく。後半は、早速ネゴシエーションを実践させ、その後、同じテーマのネゴシエーションをしている様子をビデオで紹介し、両者のスタイルの違いに注目していく。
講義の第1回目からネゴシエーションを実践させ、学生も興味深く取り組んでいたのが印象に残った。日本で、この種の、実践型の講義をやると、ネゴシエーション、特に見知らぬ人とのネゴシエーションに慣れていない学生は、引っ込み思案になりがちであるが、こちらでは「ケースの分析ばかりの講義よりも、こっちの方が楽しい」という印象のようだ。
もっとも、こういった好印象が帰ってくるのも、バーキ先生の講義がかなり完成されたものであるからで、単にシナリオを使ったネゴシエーションの実践だけだと、それで何を勉強したのかがよくわからなくなる可能性が高い。この辺りは、通常の講義の、解説部分と具体例による説明の関係に似ていて、いろいろと勉強になった。次週は、グループ・ネゴシエーションの予定。
by eastriver46
| 2008-01-28 23:44
| 英米法関係