2006年 07月 06日
司法試験対策について |
今日の法学概論で、法学部の教員が司法試験や司法試験対策に関心がないと言ったことについて、それは無責任ではないのか、というコメントがありました。講義で強調していたのは、もともと法学部で提供されている講義内容は、司法試験対策のために設定されていないという意味です。自分のゼミ生などが司法試験を目指そうというのであれば応援するし、受かれば一緒に喜ぶと思います。
ただそのことと、司法試験合格者を増加させるように講義内容を設定し直したり、法学部のカリキュラム改正をしようという動きと結びつくかは、また別の問題になっている、という意味です。ロースクールができた今ではなおさらそうです。関心がないというのは、決して教員は学生の進路に無頓着という意味ではありません。
なお、ロースクール進学を含めた進路に関する相談が、1年生相手に講義している関係で時々来ますし、今日も出欠カードで相談の申し入れがありました。わかる範囲で情報提供しますが、最終的に決めて実行するのは皆さんです。当たり前のことですが、私の発言が何かを保証したと考えないで参考として考えて下さい。そのような人であれば歓迎します。
ただそのことと、司法試験合格者を増加させるように講義内容を設定し直したり、法学部のカリキュラム改正をしようという動きと結びつくかは、また別の問題になっている、という意味です。ロースクールができた今ではなおさらそうです。関心がないというのは、決して教員は学生の進路に無頓着という意味ではありません。
なお、ロースクール進学を含めた進路に関する相談が、1年生相手に講義している関係で時々来ますし、今日も出欠カードで相談の申し入れがありました。わかる範囲で情報提供しますが、最終的に決めて実行するのは皆さんです。当たり前のことですが、私の発言が何かを保証したと考えないで参考として考えて下さい。そのような人であれば歓迎します。
by eastriver46
| 2006-07-06 00:16
| 英米法関係