2006年 03月 11日
選択と集中 |
ゼミの卒業生が、Boston University School of Lawの修士課程に合格した。大変めでたいことである。出願の際に推薦状を書いた関係で、大学から礼状が送られて来たのだが、修士課程の案内などが同封されていた。ボストンの町並みがとてもきれいで、私も行ってみたい気になる。
ここの修士課程はアメリカ法をまんべんなく勉強するコースがある。まんべんなくと言っても、実際には関心のある科目から何科目かを選んで履修するのだと思うが、結構大々的に宣伝しているので、なにか特別のコースとなるように配慮してあるのかもしれない。
日本の法学研究科は法学系か政治系かの区別がせいぜいで、特定の科目群を集中的に履修するコースというのはあまり見られない。私が昨年半年間滞在したMSUのロースクールは、いわゆる地元のロースクールであるが、ここの修士課程の知財関連のプログラムは全米トップ20にランクされており非常に評価が高い。
大学全体、あるいは学部の評価を急激に上昇させることは極めて難しいが、ある専門に特化したコースを集中的に強化して、ひいては大学全体の評価につなげるという手法は、うちのような地方国立大こそ検討するべきである。
ここの修士課程はアメリカ法をまんべんなく勉強するコースがある。まんべんなくと言っても、実際には関心のある科目から何科目かを選んで履修するのだと思うが、結構大々的に宣伝しているので、なにか特別のコースとなるように配慮してあるのかもしれない。
日本の法学研究科は法学系か政治系かの区別がせいぜいで、特定の科目群を集中的に履修するコースというのはあまり見られない。私が昨年半年間滞在したMSUのロースクールは、いわゆる地元のロースクールであるが、ここの修士課程の知財関連のプログラムは全米トップ20にランクされており非常に評価が高い。
大学全体、あるいは学部の評価を急激に上昇させることは極めて難しいが、ある専門に特化したコースを集中的に強化して、ひいては大学全体の評価につなげるという手法は、うちのような地方国立大こそ検討するべきである。
by eastriver46
| 2006-03-11 23:43
| 日記