2015年 09月 20日
アメリカン・コーヒーの思い出 |
日本語では、アメリカン・コーヒーというのは、通常のコーヒーよりも、やや薄いコーヒーを指す一般的な名前である。日本で紅茶ではなく「日本」茶がよく飲まれているように、コーヒーが人気のアメリカでは、ブラジル風とかではない「アメリカン」コーヒーをよく飲んでいるのだろう。
そんなことを思いながら、1992年に初めての海外旅行で、5週間の短期語学留学でイリノイ大学に滞在した。91年からすでに学習塾の講師をしていたこともあって、英語の例文を忘れずに使い続けていたので、日本で勉強している英語表現でかなり通じるんだと、多少英語に自信を持つことができた。
ある時に、授業で「〜にしてください」という意味で、make it ~という表現を練習した。例えばマクドナルドで「持ち帰りにしてください(Please make it “to go”.)」と使えるんだと習って、なるほど、これはかなり便利な表現なので、いつか使ってみようと思っていた。
多分その日か、次の日だったと思うが、店でサンドイッチとコーヒーを頼む時に、習った表現をすぐに試したかった私は、コーヒーを注文したあとに「コーヒーをアメリカンにしてください」のつもりで、Please make it American.と言ってみたが、店員は怪訝な顔をしていて、通じていないようだ。
今の私なら、ちょっと薄いコーヒーを日本ではアメリカンコーヒーって言うんだけども、こっちではそう言わないのか?と英語で会話ができるが、当時の私の英語力では、使えると思った表現が使えなかった驚きで、結局、とにかくサンドイッチとコーヒーを下さいで、会話は終わってしまった。
あとでいろいろと調べてみたところ、アメリカの人にとって、コーヒーはみんな「アメリカン」なのであり、アメリカン・コーヒーと言うと目一杯好意的に解釈して、エスプレッソ以外のいわゆる普通のコーヒーと思われるということだった。まだスターバックスなどが流行る前の、1992年の思い出である。
そんなことを思いながら、1992年に初めての海外旅行で、5週間の短期語学留学でイリノイ大学に滞在した。91年からすでに学習塾の講師をしていたこともあって、英語の例文を忘れずに使い続けていたので、日本で勉強している英語表現でかなり通じるんだと、多少英語に自信を持つことができた。
ある時に、授業で「〜にしてください」という意味で、make it ~という表現を練習した。例えばマクドナルドで「持ち帰りにしてください(Please make it “to go”.)」と使えるんだと習って、なるほど、これはかなり便利な表現なので、いつか使ってみようと思っていた。
多分その日か、次の日だったと思うが、店でサンドイッチとコーヒーを頼む時に、習った表現をすぐに試したかった私は、コーヒーを注文したあとに「コーヒーをアメリカンにしてください」のつもりで、Please make it American.と言ってみたが、店員は怪訝な顔をしていて、通じていないようだ。
今の私なら、ちょっと薄いコーヒーを日本ではアメリカンコーヒーって言うんだけども、こっちではそう言わないのか?と英語で会話ができるが、当時の私の英語力では、使えると思った表現が使えなかった驚きで、結局、とにかくサンドイッチとコーヒーを下さいで、会話は終わってしまった。
あとでいろいろと調べてみたところ、アメリカの人にとって、コーヒーはみんな「アメリカン」なのであり、アメリカン・コーヒーと言うと目一杯好意的に解釈して、エスプレッソ以外のいわゆる普通のコーヒーと思われるということだった。まだスターバックスなどが流行る前の、1992年の思い出である。
by eastriver46
| 2015-09-20 14:33
| 日記