2010年 11月 30日
映画「卒業」を観る(ネタバレあり) |
最近、レンタルビデオ店で、名画復刻のような企画を良くやっている。並んでいる作品を見ると、半分くらいは観たことがあるのだが、残りの半分くらいは観たことがなく、中にはタイトルすら知らないものもあった。私がニヤリとしたのは「カプリコン1」があったこと。返金保障はしませんが、ぜひご覧下さい。
いろいろ眺めていたら、結婚式に臨む花嫁を奪いにくるラストがあまりにも有名な「卒業」があった。有名なシーンだけは知っているが、映画そのものは観たこともないしストーリーも知らない。しかし歴史に名を残す名場面のある映画なんだから当然名画だろう。とりあえず観ておこう。
家に戻ってプレーヤーの再生ボタンを押したのだが、ニューシネマにありがちな「何かを考えているんだろうがそれが何かは観客にはさっぱり分からない」意味ありげな表情や沈黙ばかりで嫌になってくる。私は、ああいう、分かる人にだけ分かれば良い、というような演出が苦手なのである。
加えてストーリーも意味がよくわからない。主人公は、自分の両親の友人の奥さんと不倫になり、今度はその奥さんの娘と恋仲になり、娘に不倫の件がばれると、どういうわけか娘が本命だと悟る。娘は激怒して身を引くが、主人公は娘を追いかけカリフォルニアまで押し掛ける。それってストーカーやんけ。
娘は娘で、カリフォルニアで新しい婚約者ができたにもかかわらず、主人公に再び言いよられて、大した理由も見当たらないのに、やっぱり主人公が、いや婚約者が、と揺れたあげく、最終的に、主人公が結婚式の最中の教会にの乗り込んで「エレーン!」「ベーン!」と叫んじゃうという荒唐無稽さである。
結局、良かったと思えるのは、サイモン&ガーファンクルの名曲が聞けたことくらい。なお、主演はダスティン・ホフマンなので、彼のファンの人は、彼の出世作でもあるので、一応観ておいた方が良いんだろうが、それ以外の人にとっては、ふーん、かがっかりの可能性が高そうである。
いろいろ眺めていたら、結婚式に臨む花嫁を奪いにくるラストがあまりにも有名な「卒業」があった。有名なシーンだけは知っているが、映画そのものは観たこともないしストーリーも知らない。しかし歴史に名を残す名場面のある映画なんだから当然名画だろう。とりあえず観ておこう。
家に戻ってプレーヤーの再生ボタンを押したのだが、ニューシネマにありがちな「何かを考えているんだろうがそれが何かは観客にはさっぱり分からない」意味ありげな表情や沈黙ばかりで嫌になってくる。私は、ああいう、分かる人にだけ分かれば良い、というような演出が苦手なのである。
加えてストーリーも意味がよくわからない。主人公は、自分の両親の友人の奥さんと不倫になり、今度はその奥さんの娘と恋仲になり、娘に不倫の件がばれると、どういうわけか娘が本命だと悟る。娘は激怒して身を引くが、主人公は娘を追いかけカリフォルニアまで押し掛ける。それってストーカーやんけ。
娘は娘で、カリフォルニアで新しい婚約者ができたにもかかわらず、主人公に再び言いよられて、大した理由も見当たらないのに、やっぱり主人公が、いや婚約者が、と揺れたあげく、最終的に、主人公が結婚式の最中の教会にの乗り込んで「エレーン!」「ベーン!」と叫んじゃうという荒唐無稽さである。
結局、良かったと思えるのは、サイモン&ガーファンクルの名曲が聞けたことくらい。なお、主演はダスティン・ホフマンなので、彼のファンの人は、彼の出世作でもあるので、一応観ておいた方が良いんだろうが、それ以外の人にとっては、ふーん、かがっかりの可能性が高そうである。
by eastriver46
| 2010-11-30 23:58
| 日記