2005年 06月 28日
勉強が足りない |
現在執筆中の論文の次のテーマとして、日本でも急速に規制の動きが広がってきたテレビゲームの規制について、資料が手に入りやすい今のうちにいろいろと調べておこうと資料を読みあさっているのだが、読めば読むほど深入りしそうな気配である。ほとんど心理学の領域でそれをどうやって法律学の論文として読めるものにするかで苦労しそうである。
大体研究というのは、やればやるほど勉強不足が自覚されて、一本論文を書き終わる頃には、「今後の研究課題としたい」テーマが2つ、3つ出てくるものであるが、今回はもっと増えそうだ。宿題ばかりが増えて全然論文が書けていない状態をなんとかしないといけない。
勉強不足といえば、今日、連邦最高裁でMetro-Goldwin-Mayer Studio v. Groksterという大きな判決(しかも全員一致)が出た。一言で言えば、ファイル交換ソフトを利用して著作権侵害が行われた場合、そのソフト制作者や配布者は結果に責任を持てというもの。1審、2審の判断を覆しており、大きな影響力を持ちそうなのだがその影響力の大きさが、勉強不足ではかりかねる状態である。
これだけ大きい判決ならば専門家による判例評釈が出ると思うのでそれを待ちたい。しかし判例評釈と言えば私も何本か書いている。「自分は専門外なので誰かの判例評釈を読もう」という人もいるだろう。責任重大である。実は今も1本執筆中である。「この説明で専門外の人が読んで理解できるか?」夏本番のアメリカで冷や汗をかきながら校正をがんばろうと思う。
大体研究というのは、やればやるほど勉強不足が自覚されて、一本論文を書き終わる頃には、「今後の研究課題としたい」テーマが2つ、3つ出てくるものであるが、今回はもっと増えそうだ。宿題ばかりが増えて全然論文が書けていない状態をなんとかしないといけない。
勉強不足といえば、今日、連邦最高裁でMetro-Goldwin-Mayer Studio v. Groksterという大きな判決(しかも全員一致)が出た。一言で言えば、ファイル交換ソフトを利用して著作権侵害が行われた場合、そのソフト制作者や配布者は結果に責任を持てというもの。1審、2審の判断を覆しており、大きな影響力を持ちそうなのだがその影響力の大きさが、勉強不足ではかりかねる状態である。
これだけ大きい判決ならば専門家による判例評釈が出ると思うのでそれを待ちたい。しかし判例評釈と言えば私も何本か書いている。「自分は専門外なので誰かの判例評釈を読もう」という人もいるだろう。責任重大である。実は今も1本執筆中である。「この説明で専門外の人が読んで理解できるか?」夏本番のアメリカで冷や汗をかきながら校正をがんばろうと思う。
by eastriver46
| 2005-06-28 02:41
| 日記