2009年 08月 25日
寝台急行「きたぐに」の旅 |
一昨年あたりから、どんどん寝台列車が姿を消していくのがニュースなどで取り上げられている。マニアとしては寂しい限りだが、時代の流れなので仕方がない。私にできることといえば、無くなってしまう前に乗ることくらい。ということで、昨年末の「はやぶさ・富士」に続いて、この夏は寝台急行「きたぐに」に乗ることに。
大阪ー青森を結ぶ日本海も乗ってみたいが、何を隠そう、私は、古いタイプの電車寝台に乗ったことがないので、今回はこちらを優先。電車寝台の3段式B寝台では、下段が106センチという圧倒的な広さが魅力である。一度、寝返りがうてるほどの広さの寝台に乗ってみたかったのである。
日程は、Queensryche大阪公演の夜に大阪を出発し、金沢を通り越して、早朝に新潟に到着するよう設定。家族にこの計画について話すと「金沢を通り越して、用事もないのに新潟まで行く意味が分からん」とあきれられたが、まだ真っ暗な深夜3時過ぎに途中下車するのは、映画の途中で席をたつのと同じである。
ライヴ終了後、腹ごしらえをして、サウナでひと風呂浴びて、いよいよきたぐにに乗り込む。想像していたよりも幅が広くて「よしよし」と思っていたら、天井が低くて驚いた。調べてみると76センチしかなかった。これは狭い。天井までかなりのゆとりがあるパンタグラフ下(通称パン下)が人気なのもうなずける。
ちなみに中段と上段は幅70センチで高さが68センチ。特に上段は車両の上部がカーブしていることもあってうなぎの寝床状態。3段式B寝台は、 小学生なら心ときめかせて乗れたかもしれないが 、今や北陸でB個室ソロ常連の私としては、非常に狭い感じがした。しかしこれも経験である。無くなってしまう前に乗れてよかったと思うべきだ。
きたぐには急行のため、当然料金が安い。普通車自由席はかなり混雑していたようで、寝台車も満席だった。一番窓側の天井まで少し余裕のあるところでビールを飲んでいったん眠る。途中、金沢を通過して、列車は新潟県に入ってしばらくすると夜が明けてきた。日本海側で楽しむ夜明けも良いものである。
その後は寝台でごろごろして、やっと新潟に到着した。電車には、電車好きの子供をつれた親子がたくさん乗り込んでいたようで、新潟駅で、無事に到着したきたぐにをバックに記念写真を撮っている光景があちこちで見られた。君たち、北陸新幹線が開通したらなくなる、寝台特急北陸にも早く乗っておいた方がいいぞ。
大阪ー青森を結ぶ日本海も乗ってみたいが、何を隠そう、私は、古いタイプの電車寝台に乗ったことがないので、今回はこちらを優先。電車寝台の3段式B寝台では、下段が106センチという圧倒的な広さが魅力である。一度、寝返りがうてるほどの広さの寝台に乗ってみたかったのである。
日程は、Queensryche大阪公演の夜に大阪を出発し、金沢を通り越して、早朝に新潟に到着するよう設定。家族にこの計画について話すと「金沢を通り越して、用事もないのに新潟まで行く意味が分からん」とあきれられたが、まだ真っ暗な深夜3時過ぎに途中下車するのは、映画の途中で席をたつのと同じである。
ライヴ終了後、腹ごしらえをして、サウナでひと風呂浴びて、いよいよきたぐにに乗り込む。想像していたよりも幅が広くて「よしよし」と思っていたら、天井が低くて驚いた。調べてみると76センチしかなかった。これは狭い。天井までかなりのゆとりがあるパンタグラフ下(通称パン下)が人気なのもうなずける。
ちなみに中段と上段は幅70センチで高さが68センチ。特に上段は車両の上部がカーブしていることもあってうなぎの寝床状態。3段式B寝台は、 小学生なら心ときめかせて乗れたかもしれないが 、今や北陸でB個室ソロ常連の私としては、非常に狭い感じがした。しかしこれも経験である。無くなってしまう前に乗れてよかったと思うべきだ。
きたぐには急行のため、当然料金が安い。普通車自由席はかなり混雑していたようで、寝台車も満席だった。一番窓側の天井まで少し余裕のあるところでビールを飲んでいったん眠る。途中、金沢を通過して、列車は新潟県に入ってしばらくすると夜が明けてきた。日本海側で楽しむ夜明けも良いものである。
その後は寝台でごろごろして、やっと新潟に到着した。電車には、電車好きの子供をつれた親子がたくさん乗り込んでいたようで、新潟駅で、無事に到着したきたぐにをバックに記念写真を撮っている光景があちこちで見られた。君たち、北陸新幹線が開通したらなくなる、寝台特急北陸にも早く乗っておいた方がいいぞ。
by eastriver46
| 2009-08-25 23:11
| イベント・旅行