2005年 07月 31日
アメリカ映画の警告表示について |
話しは変わって、前回SWを観た時に気づいた予告編の警告表示について。映画の内容に応じて業界団体(日本だと映倫)が、小学生は保護者同伴、高校生は不可、などの審査(レイティング)をしているのはご存知の通りである。
では、成人指定されている映画の予告編を、子供向け映画の上映前に流すことができるか?規制する場合、内容規制なのか内容中立規制なのか。保護者同伴なら可の映画には、例えば保護者付きの12歳の子供と30歳過ぎの助教授が同じ空間にいる。この助教授に向けて成人向け映画の宣伝をすると、同じ空間にいる12歳の子供に悪影響があるだろうか。
この問題については、既にいくつか文献を調べてみたが、見解は、私の勉強不足もあってはっきりしない。こちらの映画館で確認したとところでは、「これから上映する予告編は、あらゆる年齢層に適合していると認定されています」という旨の注意書きが数秒表示されてから予告編が始まっていた。
テレビやラジオに関しては、最高裁が連邦政府による強い制約を認めている(See Pacifica判決)。映画に関しては、表現が自由な分、伝統的にMPAAの自主規制を行ってきた。予告編に関しても、この自主規制が有効に機能しているということであろうか。また機会を見つけて調べてみようと思う。
では、成人指定されている映画の予告編を、子供向け映画の上映前に流すことができるか?規制する場合、内容規制なのか内容中立規制なのか。保護者同伴なら可の映画には、例えば保護者付きの12歳の子供と30歳過ぎの助教授が同じ空間にいる。この助教授に向けて成人向け映画の宣伝をすると、同じ空間にいる12歳の子供に悪影響があるだろうか。
この問題については、既にいくつか文献を調べてみたが、見解は、私の勉強不足もあってはっきりしない。こちらの映画館で確認したとところでは、「これから上映する予告編は、あらゆる年齢層に適合していると認定されています」という旨の注意書きが数秒表示されてから予告編が始まっていた。
テレビやラジオに関しては、最高裁が連邦政府による強い制約を認めている(See Pacifica判決)。映画に関しては、表現が自由な分、伝統的にMPAAの自主規制を行ってきた。予告編に関しても、この自主規制が有効に機能しているということであろうか。また機会を見つけて調べてみようと思う。
by eastriver46
| 2005-07-31 23:10
| 英米法関係