2009年 10月 24日
5 Metal Worriors Hit Rock City with Their THUNDERSTEEL!! |
パワーメタル、スピードメタルの歴史的名盤として誉れ高いRiotのThundersteel。今年、アルバム発表当時のメンバーで、完全再現ツアーと銘打って来日するというので、ファンでありながら、今までライヴに行くことが出来なかった私は、是非この機会に、ということで大阪まで出かけた。
会場は、梅田シャングリラという聞いたことのない会場。チェックしてみたら小さなライヴハウスで、キャパは400。幸い早い整理番号で会場に入ったが、中を見て驚き。舞台は娘が行っている幼稚園の体育館のような感じで、とても小さい。ステージの袖も丸見えの状態。
しかし、ほとんど最前列を確保できていた私にとっては、これだけ小さいステージだと、メンバーまでの距離も近いし、これはラッキーと思って待っていた。開場してからどんどんファンが入ってきて、入りきれないほどになっている。前売りは完売で、当日券組も入れて、会場は立錐の余地もない状態。
照明が落ちると場内大興奮でRiotコールがわき上がる。やがてステージ右手のドア(丸見え!)からヴォーカルのトニー・ムーアを除く4人が入って来て楽器を構えた。「トニー抜きということは・・・」と思っていると、予想通りNaritaが始まった!観客は大歓声。私も初めて聞くNaritaに大興奮。
Naritaが終わると、同じドア(というかステージにはドアが1つしかない!)からトニー・ムーアが入って来てFight or Fallが始まった。トニーの衰えを知らないヴォーカルが加わって、ファンはより激しくヘッドバンギングし、続いてOn Your Kneesが始まった頃には、完全に狂乱状態に。なんて素晴らしいライヴなんだろう!
Riotは元々ニューヨーク出身のバンドであるが、アメリカよりも日本での人気の方が高い。かといってアイドル的な人気があるというのではない。ルックスは人並みだし、アルバムのジャケットには、なぞのアザラシのキャラクターが描かれているという、パッと見は、「なんじゃこりゃ?」というバンドである。
それでもそのサウンドはいわゆる正統派ヘヴィメタルであり、リーダーであるギタリスト、マーク・リアリが得意とする哀愁のメロディが、日本では非常に評価が高い。トニー在籍時は最も人気のあった時期で、そのメンバーで来日であるから、古くからのコアなファンが大阪に集結したという訳である。
実際、Johnny's BackやSign of the Crimson Stormのような「当時の曲」だけでなくTokyo RoseやRock Cityにも非常に大きな歓声が上がっていて、メンバーでもないのに、私が会場のみんなに感謝したい気持ちであった。これほどファンの熱意が強く感じられるライヴは珍しい。
ボビー・ジャーゾンベクの驚異的なドラム・ソロを挟んでFlight of the Worriorが始まったが、トニーは依然として素晴らしく、最後のシャウトもうまく決まった。最高にカッコいい。Dance of Deathの堂々とした歌いっぷりにも感動。どうしたらあのハイトーンを維持できるんだろう。
「モト、キキタイー?」という伝説の日本語MCも健在。「キョウハ、ボクノタンジョビ!」というと会場からはハッピー・バースデーのプレゼントがあった。その後、メンバーと会場であるシャングリラのスタッフによるサプライズでバースーデー・ケーキが贈られて、会場は非常に和やかな雰囲気になった。
本編最後は、日本でもカヴァーされたWorrior。Shine on, Shine onの部分を会場で合唱。アンコールは、私が大好きなBloodstreetsと、名曲Thundersteelで終了。約2時間のライヴは、とても良いポジションで観られたこともあって、8月のQueensrycheに続く、今年のベスト・ライヴにはいる、素晴らしいライヴだった。
会場は、梅田シャングリラという聞いたことのない会場。チェックしてみたら小さなライヴハウスで、キャパは400。幸い早い整理番号で会場に入ったが、中を見て驚き。舞台は娘が行っている幼稚園の体育館のような感じで、とても小さい。ステージの袖も丸見えの状態。
しかし、ほとんど最前列を確保できていた私にとっては、これだけ小さいステージだと、メンバーまでの距離も近いし、これはラッキーと思って待っていた。開場してからどんどんファンが入ってきて、入りきれないほどになっている。前売りは完売で、当日券組も入れて、会場は立錐の余地もない状態。
照明が落ちると場内大興奮でRiotコールがわき上がる。やがてステージ右手のドア(丸見え!)からヴォーカルのトニー・ムーアを除く4人が入って来て楽器を構えた。「トニー抜きということは・・・」と思っていると、予想通りNaritaが始まった!観客は大歓声。私も初めて聞くNaritaに大興奮。
Naritaが終わると、同じドア(というかステージにはドアが1つしかない!)からトニー・ムーアが入って来てFight or Fallが始まった。トニーの衰えを知らないヴォーカルが加わって、ファンはより激しくヘッドバンギングし、続いてOn Your Kneesが始まった頃には、完全に狂乱状態に。なんて素晴らしいライヴなんだろう!
Riotは元々ニューヨーク出身のバンドであるが、アメリカよりも日本での人気の方が高い。かといってアイドル的な人気があるというのではない。ルックスは人並みだし、アルバムのジャケットには、なぞのアザラシのキャラクターが描かれているという、パッと見は、「なんじゃこりゃ?」というバンドである。
それでもそのサウンドはいわゆる正統派ヘヴィメタルであり、リーダーであるギタリスト、マーク・リアリが得意とする哀愁のメロディが、日本では非常に評価が高い。トニー在籍時は最も人気のあった時期で、そのメンバーで来日であるから、古くからのコアなファンが大阪に集結したという訳である。
実際、Johnny's BackやSign of the Crimson Stormのような「当時の曲」だけでなくTokyo RoseやRock Cityにも非常に大きな歓声が上がっていて、メンバーでもないのに、私が会場のみんなに感謝したい気持ちであった。これほどファンの熱意が強く感じられるライヴは珍しい。
ボビー・ジャーゾンベクの驚異的なドラム・ソロを挟んでFlight of the Worriorが始まったが、トニーは依然として素晴らしく、最後のシャウトもうまく決まった。最高にカッコいい。Dance of Deathの堂々とした歌いっぷりにも感動。どうしたらあのハイトーンを維持できるんだろう。
「モト、キキタイー?」という伝説の日本語MCも健在。「キョウハ、ボクノタンジョビ!」というと会場からはハッピー・バースデーのプレゼントがあった。その後、メンバーと会場であるシャングリラのスタッフによるサプライズでバースーデー・ケーキが贈られて、会場は非常に和やかな雰囲気になった。
本編最後は、日本でもカヴァーされたWorrior。Shine on, Shine onの部分を会場で合唱。アンコールは、私が大好きなBloodstreetsと、名曲Thundersteelで終了。約2時間のライヴは、とても良いポジションで観られたこともあって、8月のQueensrycheに続く、今年のベスト・ライヴにはいる、素晴らしいライヴだった。
by eastriver46
| 2009-10-24 00:01
| Heavy Metal